AirPods 2(第二世代)の購入レビュー 新型に買い換える価値がない理由

2019年3月末頃、Apple Storeにてこっそり新型AirPods 2の発売が開始されました。発売されてから約2週間ほど利用してこの記事を書いていますが、正直なところ第一世代のAirPodsを持っている人ならば、AirPods 2に乗り換える意味はほぼないと感じました。

本記事では、AirPods 2を購入し使ってみた感想を中心としたレビュー、およびスペック(音質・機能)などを徹底紹介。購入しようか迷っている方の参考になれば幸いです。

AirPods 2のスペック・機能レビュー

まずはじめに、AirPods 2はどのような基礎スペックになっているのかを紹介。

AirPods 2
連続再生時間5時間
連続通話時間3時間
充電ケースの容量24時間分
チップセットH1
Bluetooth5.0
ワイヤレス充電可能
対応iOSiOS 12.2以降

AirPods(エアポッド) with Wireless Charging Caseを購入

今回はAirPods 2に新しくワイヤレス充電ケースが発売されたので、「AirPods(エアポッド) with Wireless Charging Case」を購入しました。Apple Storeではすでに品切れだったため、ヨドバシカメラで購入。

同封物は、AirPods 2本体、ワイヤレス充電ケース、ライトニングケーブル、簡易説明書の4点セット。ケーブルだけなので、ACアダプタは別途購入する必要があります。

価格は17,800円から

第二世代のAirPods 2は第一世代のAirPods同様に、Apple Storeにて17,800円からの価格で販売されています。その他にワイヤレスチャージケースも第二世代のAirPods 2から登場し、このケース+AirPodsのセットだと、税抜きで22,800円となっています。

また、個別にAirPods用のワイヤレスチャージケースも8,800円で別途販売中。

一般的なワイヤレスイヤホンよりも長い連続再生時間

AirPods 2は第一世代同様に、完全ワイヤレスイヤホンとなっています。そして、一般的な完全ワイヤレスイヤホンは2〜4時間の連続再生時間ですが、AirPods 2は最大で5時間とやや長め。

しかし、この部分は前作のAirPodsと全く変わらないため、お世辞にも進化した部分とは言えません。

デザインの変化は一切なし

今度こそカナル型のAirPodsが発売される!と期待されていましたが、残念ながら第2世代のAirPodsはデザインが第一世代据え置きとなっています。

もちろん「うどん」も健在で、周りからこの人AirPodsを使ってると一目でわかるデザインです。好き嫌いが別れるデザインですが、個人的には特徴があっていいのではと感じています。

装着感は耳の形で大きく変わる

約2週間ほどAirPods 2を外出時に使ってみましたが、やはりインナーイヤー型のイヤホンは合わない人には合わないデザインだと思いました。

ある程度隙間ができるので窮屈さはないのですが、長時間使っていると耳が痛くなったり、走っている最中に使うとイヤホンが耳から零れ落ちそうになったこともあります。

人間の耳はそれぞれ形が違うため、インナーイヤー型では窮屈だと感じる人もいれば、ぴったりフィットすると言う人もいるでしょう。そのため、安定した装着感が確保できるカナル型イヤホンを期待したいた人も多いのではないでしょうか。

iPhoneに近づけるだけで簡単テザリング

AirPods 2のBluetooth接続は超簡単。イヤホンをケースの中に仕舞い、iPhoneに近づけるだけでオートでテザリングが開始されます。近づける距離は、約5cm以内。

この時、ケースを開いた状態でiPhoneに近づけてください。すると、iPhone側で自動的にAirPodsを検出し、「接続」をタップするとテザリングが完了します。テザリングが完了すると、AirPods 2とケースのバッテリー残量が表示されます。

AndroidでもAirPods 2は使えます

そのほか、Appleデバイス以外とテザリングすることも可能です。

AirPodsをケースに入れた状態で蓋を開け、背面のボタンを表面のLEDランプが点灯するまで押すと、AirPodsがテザリングモードに変化。もちろんAndroid端末でも検出されます。

ただ、Appleデバイスで出来るSiriの呼び出しなどは、他デバイスではできません。機能面に少し制限がかかっている状態なので、その辺の完全ワイヤレスイヤホンと変わらない製品となってしまいます。

耳を感知して音楽・動画の「一時停止」が行われる

第一世代からの継続仕様となっていますが、AirPods 2でもイヤホンを外すと自動的に音楽の再生が止まります。これは、両耳ではなく片耳のどちらかを外すだけで働く機能です。

そして、音楽を再生したい場合は両耳にイヤホンを装着してからAirPodsを一度タップすると、再び音楽の再生が開始されます。その他に、音楽再生中に右イヤホンをダブルタップで次の曲へ、左側のイヤホンで同様の動作をすると、前の曲へ戻るようになります。

AirPods 2の新機能レビュー

Siriの呼び出しが音声入力可能になった

AirPods 2での最も大きな進化とされているのが、Siriの呼び出しが音声入力に対応したことです。以前までのAirPodsだと、イヤホン部分をダブルタップしなければSiriを呼び出せませんでしたが、AirPods 2は「Hey, Siri」と声で呼びかけるとSiriが起動するようになりました。

ただし、使い所は難しいのは言うまでもありません。

電車の中ではもちろん使う人はいませんし、自転車に乗っている最中でのイヤホン装着は、そもそも安全運転義務違反に該当する可能性もあります。自宅でイヤホンを使う人くらいしか、この機能をフル活用できる人はいないのではないでしょうか。

通話品質・連続通話時間の向上

第一世代で搭載されていたW1チップから、全く新しいH1チップへ変更されました。基本的な機能はW1から受け継いでいますが、H1チップではイヤホンが耳の中にあるかを検出して、音楽の再生や一時停止を制御する機能があります。

その他、外部ノイズを抑えるノイズキャンセリング機能も備え、通話品質の向上も。さらに、連続再生時間は5時間と前作と同様ですが、通話時間は1時間長い約3時間に伸びました。

ワイヤレス充電対応のケースがリリース

今回のAirPods 2では、3種類のタイプが発売されました。

ワイヤレス充電機能がないケースとAirPodsのセット、ワイヤレス充電機能がついたケースとAirPodsのセット、ワイヤレス充電ケース単体の3つ。この中で筆者は「AirPods(エアポッド) with Wireless Charging Case」をチョイス。

購入の決め手は、「ワイヤレス充電機能を試してみたかったから」です。

初代AirPodsとワイヤレス充電ケースには互換性あり

実は、初代AirPodsを持っている人は無理にケースとAirPodsのセットを購入する必要はありません。なぜなら、ワイヤレス充電ケースと初代AirPodsに互換性があるからです。

このケースを使えば、第一世代のAirPodsでもワイヤレス充電が可能なので、無理にセットを買わなくても良いのです。差額にして14,000円ほどお得になるので、AirPods 2の新機能に魅力を感じない方はワイヤレス充電ケース単体購入も大いにありです。

ワイヤレス充電は「平型タイプ」を推奨

今回のAirPods 2で同時に発売されたワイヤレス充電ケースですが、Qi対応の充電器の上に置くことでケーブル無しで充電が可能です。

しかし、利用するワイヤレス充電器の選び方にも注意が必要です。下記のような「スタンド型」のワイヤレス充電器は、充電ケースが小さすぎてコイルと接触しないため、充電ができません。

少し位置を上にズラすと充電が開始されますが、この状態をキープするのは事実上不可能です。

そのため、ワイヤレス充電器は次のような、地面と平行になった「平型タイプ」をオススメします。

AirPods 2のバッテリー残量確認方法

AirPods 2のバッテリー残量はiPhone・iPad上から確認することができます。ホーム画面を左にスワイプしていくと、ウィジェットが表示されます。

ここからAirPods 2のバッテリー残量を確認可能。ただし、ウィジェット編集から「バッテリー」を追加しないとバッテリーは表示されません。表示方法の詳しいやり方は下記記事を参照。

参考:【iPhone】バッテリー残量の表示方法

第3世代AirPodsに期待したいこと

ここまで、2019年新型AirPods 2のレビューをしてきました。その上で、新規で購入するのでしたら大いにありですが、第一世代のAirPodsから乗り換えを検討している人は、正直乗り換えの価値はほぼないと言えます。

機能的にはほとんど変わらず、チップセットが変わったことにより音質がアップしたと言われることもありますが、正直そこまで大きな差は感じません。デザイン面も同じなので、個人的には次世代のAirPodsを待つのがいいと感じました。

次世代、第3世代のAirPodsがもしリリースされるのならば、次のようなことに期待したいです。

  • カナル型AirPodsの発売
  • ニョキッと伸びた「うどん」の撤廃
  • イヤホン本体での音量操作

インナーイヤー型イヤホンが好きなユーザーも多いと思いますが、やはり耳の形に合わないのが個人的な不満点。デザイン面、機能面もほぼ変わっていないので、第一世代から第二世代のAirPodsに乗り換えるメリットはあまりないと感じます。

第一世代を持っている方は、ワイヤレス充電ケースを購入すればいいかなと思ったのが、今回のAirPods 2の正直な感想です。

参考:第一世代AirPodsと第二世代AirPods 2の比較

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