Anker PowerCore Fusion 5000の実機レビューと容量測定結果

本記事では、Anker PowerCore Fusion 5000の実機レビューと、モバイルバッテリーとしての容量検査、および電流/電圧のチェックを行っています。

Amazonでもかなり高評価のモバイルバッテリー兼AC充電器となっていますが、果たして公表スペック通りの働きができているのか、購入前に気になっている方の参考になれば幸いです。

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レビュー後のAnker PowerCore Fusion 5000の評価

初めに、当モバイルバッテリー兼充電器をレビューした後の評価から発表させて頂きます。

  • 充電速度:★★★☆☆
  • 実容量:★★★☆☆
  • 利便性:★★★★★
  • 総合評価:★★★☆☆

少し辛口な評価となっていますが、個人的に足を引っ張っていると感じるのがモバイルバッテリーとしての実容量部分。カタログスペックでは5,000mAhとなっていますが、実際に測ってみると本来の約63%でした。

ただ、利便性が高く悪い製品ではないので、1つくら持っておいても損はしないかなと感じました。これを踏まえた上で、次章からレビューを進めていきます。

Anker PowerCore Fusion 5000のレビュー

それでは早速、Anker PowerCore Fusion 5000をレビューしていきたいと思います。

外観と内容物のチェック

まずは外観と内容物のチェックから。小奇麗な長方形のANKERらしいいつものデザインの外箱が自宅まで送られてきました。

箱を開けて早速内容物を確認。Anker PowerCore Fusion 5000本体と、USBケーブル、ポーチ、取扱説明書、18ヶ月間有効の保証書が同封されていました。保証書は、Amazonで注文した時の番号(注文番号)が代わりとなるので失くさないように持っておきたいですね。

説明書は英語の他に、日本語にも対応していました。とは言っても使い方自体は非常に簡単なので、あまりお世話になることはなさそうです。

モバイルバッテリー兼充電器本体のスペックなど

本体のスペックを簡単に紹介。重量約189g、サイズが約72 * 70 * 31mmとややコンパクトな外観となっています。モバイルバッテリーとしては5,000mAhとなっており、およそ1回分スマホをフル充電できるスペックとなります。

充電器の入力は「5V/2A」、出力が「5V/2.1A」となります。これらは、ACアダプタとして使用したときの入出力です。モバイルバッテリーとして使用する際の出力は「5V/3A」となります。

Anker PowerCore Fusion 5000 最大の特徴は、モバイルバッテリーだけでなくACアダプタとしてもコンセントと直につなげて充電が出来ることです。なお、ACアダプタとして使っている時は接続先のスマホやタブレットの充電が完了するまで、 Anker PowerCore Fusion 5000 の充電はされません。

コンセントとつなぐことで、本体の充電も開始されます。この時表面のLEDランプは電池残量具合で点灯が変わります。1つの時は約33%、2つの時は約66%、3つ点灯すると100%の状態です。

フル充電は約2時間かかる

モバイルバッテリーがフル充電されるまでの時間を、コンセントに繋いで測定してみました。Anker PowerCore Fusion 5000 の封を切ってからの充電なので、おそらく完全に電池が空っぽではないでしょう。

LEDランプが1つの状態からスタートし、実際に3つ点灯されるまでに掛かった時間は1時間44分。完全に電池が空の状態なら2時間程度は掛かっていると思います。

Anker PowerCore Fusion 5000 の実際のバッテリー容量を測定

ここからは、負荷をかけながら実際にAnker PowerCore Fusion 5000 のバッテリー容量は5,000mAhなのかを測定してみました。先程フル充電した直後から測定を行っているので、電池残量はMAXの状態です。

モバイルバッテリー、測定器、負荷調整機を接続し、モバイルバッテリーを放電していきます。この時、どの程度電流が流れたかでモバイルバッテリーの実容量を測定することが可能です。また、パソコンにデータを常時送って、電力量や容量をチェックできるようにしています。

しばらく放置すると、完全に放電が完了して計測がストップしていました。グラフなどをチェックすると、容量が3,178mAhとなっており、公表スペックの5,000mAhの約63%という結果となりました。80%くらいが良いモバイルバッテリーの条件だと思っているので、この結果は少々物足りないと感じます。

電流/電圧の測定

次は、流れる電流・電圧を測定しました。今回はライトニングケーブルと、micro USBケーブル、Type-Cケーブルの3つで測定。PD充電器ではないのでPD充電は対象外としています。

ライトニングケーブルでの測定結果

iPhone 8と接続して測定。流れる電流は約0.9A ~ 0.6Aの間を推移する感じでした。ケーブルはMFi認証を一応は受けているのですが、期待値通りの結果は得られませんでした。

micro USBケーブルでの測定結果

Huawei Nova lite 2と接続をして計測。流れる電流は約0.8~0.95Aの間を推移している感じでした。5Wに近い電力での充電なので、ほぼ期待値通りの結果です。

Type-Cケーブルでの測定結果

最後に、Type-Cケーブルと接続して測定。他の2つのケーブルよりは当然ながら流れる電流も大きくなり、電力量は約8.5~10Wの間を推移している状態でした。

充電対象として使ったデバイスはGalaxy S9。10W近いので一応は高速での充電ができています。ただし、Anker PowerCore Fusion 5000はQC対応ではないのが若干物足りないと感じました。

まとめ

ここまで、Anker PowerCore Fusion 5000 のレビューや電力測定、モバイルバッテリーとしての実容量を測定してきました。

レビュー評価は悪くない製品でしたが、実際に測定をしてみると少々物足りないかなと感じます。ネームバリューが非常に高い製品なだけに、もう少しモバイルバッテリー部分を頑張ってもらいたかったと思いました。

ただ、利便性は非常に高い製品であることは間違いありません。Amazonで安価で購入できるので、1つ持っておいても損はない商品かなと感じました。

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